加藤茶がTBSの手抜き特番を非難! 生放送で爆弾発言連発!

2010年大晦日の『第61回NHK紅白歌合戦』の平均視聴率が2日､ビデオリサーチから発表され､第1部が35.7%で前年比1.4%減となったものの､桑田佳祐が登場した第2部は0.9%増の41.7%と大健闘｡
第2部は3年連続で40%突破となった｡

その裏で視聴率争いを繰り広げていたのが､民放｡
トップに躍り出たのは､『ガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)で15.3%｡
一方､高視聴率を期待されていた『池上彰の学べるニュース』(テレビ朝日系)は8.6%と伸び悩び､大差を付けられ2位に｡

そんな状況下で､ズバ抜けて評判が悪かった番組があったと『日刊ゲンダイ』が報じている｡

その番組とは､TBS系列で放送された『大晦日だョ!全員集合』｡
他局が視聴率獲得へ血眼になって企画を練る中､なんとTBSは社会現象にまでなったヒット番組『8時だョ!全員集合』や『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』､『飛べ!孫悟空』の過去の映像を編集した手抜き番組だったのだ｡

さらにそれだけならまだしも､番組途中には同じ内容が収録されたDVDの宣伝まで行う始末｡
"開局60周年を記念して"と言われていたが､さすがにヒドイと思った視聴者は多かったはず｡

しかし､視聴者でなくこの状況をバカにした人物がいたという｡
それは､なんとドリフターズの加藤茶｡

視聴率7.2%を獲得した裏番組『年忘れにっぽんの歌』(テレビ東京系)に出演していた加藤茶は､｢タブー｣や｢いい湯だな｣を披露し終わると､
｢TBSもバカだねぇ～｡だって俺､今､生(番組)で出てるのに裏でDVDを流してるんだよ｡本当にバカだよねェ～｣(引用:日刊ゲンダイ)
と壇上から吐き捨てた｡

あまりの問題発言に司会の中山秀征は､
｢加藤さん､何を言ってるんですか! これ生放送ですよ｣(同)
と大慌て｡

その後も暴走が止まらぬ加藤茶は､
｢いや､だってさ～｣(同)
と口を閉ざすことはなかった｡

結果､加藤茶の予想通り､『大晦日だョ!全員集合』は5.8%と同放送時間帯では最下位という結果に｡
21時から放送の後番組『格闘技史上最大の祭典･Dynamite!』にお金を賭けすぎたのかもしれないが､さすがに再放送とはいかがなものか｡

結局､2009年大検討した『Dynamite!』も第1部は2ケタに届かない9.8%､第2部でも7.8%｡
イベントを主催した谷川貞治代表は自身のツィッターで､
｢視聴率コンマ2足りなかったなぁ｡残念｡｣
と呟くほど｡
『大晦日だョ!全員集合』の低視聴率が尾を引いた可能性も十分にありそうだ｡

毎年大晦日の視聴率合戦は見所の一つだが､2011年の年末はTBSはどんな戦略に出るか｡
放送時間を削った『Dynamite!』が2009年視聴率10%越えを果たしていたことを考えれば､元に戻す方がまだマシなのでは!?

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