｢しゃべくり007｣の収録本番に堂々カンペを持ち込んだトップアイドル!

｢しゃべくり007｣の収録本番に堂々カンペを持ち込んだ"トップアイドル"!

くりぃむしちゅー･ネプチューン･チュートリアルの3組が､事前にゲストが誰か全く知らされない状況から自由にトークを繰り広げる日本テレビ系『しゃべくり007』｡
当初は土曜夕方の時間帯に2ヶ月限定で放送される予定だったが､今や日本テレビを代表するバラエティー番組に成長｡同時間帯で視聴率1位を獲得する回も多い｡

『しゃべくり007』には毎回1組乃至2組(特番では3組)のゲストが出演するが､その殆どは芸能界で大活躍している人気タレントばかり｡
様々な事情はあるものの､同番組からオファーが来れば一流タレントの証といっても過言ではない｡

そんな中､8月30日放送分では､現在一大ブームとなっている韓国アーティストから､5人組ダンスボーカルユニット･KARAが登場｡
"ヒップが世界一カワイイ5人組"と紹介されたが､当然しゃべくりメンバーは誰一人分からずポカーン｡

とはいえ､KARA日本デビュー曲｢Mister｣を生披露すると､しゃべくりメンバーも"お尻ダンス"で対抗するなど徐々にペースを掴み､メンバーの自己紹介では個々の自信過剰な発言に上田晋也が的確に突っ込んでいく｡

"クールなお嬢様担当"だというメンバーの一人･ハラは､ネプチューン･原田泰造のギャグをモジって､
｢KA～RA～のハラです!｣
と渾身のネタを披露｡するとこれに触発された原田泰造が､
｢いや､は～ら～だたいぞうです!!｣
と､同ネタの本家本元として対抗｡
ここから二人のネタ応戦となり､最後は上田晋也が｢もういい!!!｣と声を荒らげてツッコミを入れた｡

自己紹介が終わった後は､｢美少女お悩み007｣としてKARAメンバーが抱える悩みをしゃべくりメンバーが答える企画へ移る｡
KARAメンバーからは､｢ハリネズミのフンが怖いんです｣｢自分が誰だかわからないんです｣｢焼肉が好き過ぎて困るんです｣となんとも薄っぺらい悩みを打ち明け､それに対して人生の先輩であるしゃべくりメンバーがアドバイスを贈った｡

しかし､この時､カメラに映ったKARAの面々が､揃いも揃って頻繁に自分の左手を見て何かを確認していたのだ｡
発言しているときはさすがに正面を向いているものの､そうでないメンバーにカメラが当たると､こぞって手を見つめている｡
そして一瞬メンバーの手がカメラに映った時､そこには細かい字で手のひらにびっしりと文字が書かれていたのだ｡

黒いペンで書かれた文章は､メンバー一人一人がそれぞれ発言する内容が書かれていたと思われ､質問に対する回答も事細かにメモされていた模様｡
ゲストは事前にスタッフと打ち合わせするとはいえ､完全フリートークのモットーとする『しゃべくり007』の収録に古い手法のカンペを持ち込んだのは後にも先にもKARAのみ｡

ちなみに､先程触れた原田泰造のギャグは､正確には｢曲がったー事が大嫌いー♪は～ら～だたいぞうです!｣が正しい｡
日本に来て間もないという事情も考慮した上での対応かもしれないが､原田泰造のギャグをマネするなら､"曲がったこと"はキッパリ拒否するのが筋だっただろう｡

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