｢町工場芸人｣で登場したマニアック専門用語をまとめて紹介!

1月7日の『アメトーーク』で放送され､予想外(?)に大評判だった､町工場芸人｡
U字工事､中川家･剛､ロッチ･中岡､ピース･綾部､モンスターエンジン･西森､Wコロン･ねづっちの実際に町工場で働いていた経験がある7人が､職場での経験談などに花を咲かせた｡

この日の『アメトーーク』は､ゴールデン3時間SPに続く"4時間目"のOAであり､制作者側もそこまでハネることを期待はしていなかったようだが､一般人には理解出来ない専門用語の応酬や町工場の面白エピソードが大ウケし､4月1日のゴールデン3時間SPでは､｢家電芸人｣｢人見知り芸人｣と並んでゴールデンタイムで放送されるまでに至った｡

OA後､視聴者からも｢もっと話を聞きたい｣といった声が数多く見られ､ゴールデンタイムでも前回を変わらぬマニアックトークが期待されている｡

そんな巷で密かに話題の"町工場芸人"をより楽しめるよう､第1回町工場芸人で紹介された専門用語をここで簡潔におさらいしておこう｡

●ばり取り･･･"ばり"とは､材料を加工する際生じる不要な出っ張りのことで､ばりが残っているとまっすぐに固定できない､部品を正しく計測出来ないなどの問題点がある｡この"ばり"を除去する工程がばり取り｡

●サンディング･･･やすりをかけて滑らかにする作業

●コンプレッサー･･･体積の圧縮や信号の圧縮を目的とした機械｡ばり取りの際使用する｡

●リューター･･･ペン型の切削工具｡先端はペン先のような､3mm程度の軸を持っており､それを高速回転させて対象物を加工するもの｡

●アキシャルポンプシステム･･･油圧ポンプシステムの一種であるが､もう少し噛み砕いて説明すると､回転する傾斜版とバルブプレート(車のハンドルのような形の物)の間にシリンダーブロックと往復動するピストンを挟み､(斜めになっている)傾斜版が回転すると､ピストンも(傾斜板が斜めになっていることにより)各ピストンが時間差で連動して回転する｡それによって圧力を生み出し､液体を押し出す｡

●チャンファー面･･･車のエンジンをかける為のリングギアの歯型にある面｡この面にスターターという棒が噛み合わさり､エンジンがかかる｡

●リテーナープレート･･･バイクやブルドーザー･飛行機など､様々な乗り物に使われている留め具｡

●マシニングセンター･･･リテーナープレートを作る際使用する機械｡コンピューター機能が内蔵されている｡

●スタッキングチェアー･･･椅子の脚が全てキチッと平行になっていない椅子のことで､ピース･綾部がこのガタを取っていた｡

●シャコ万力･･･工作物の加工･組立作業時に工作物を相対する2面の間に挟み､固定する工具｡

●スクレーパー･･･物が外面に付着しているものなどを削ったりこそげ取る刃状･ヘラ状の器具｡

●パイプレンチ･･･ネジを締めたり緩めたりする場合にパイプを挟んだり､回したりするための物｡

以上､簡単にではあったが､1月放送分で名前が挙がった専門用語を振り返った｡
ゴールデンSPでは珍名称の工具が飛び出すことは間違いないであろう｡

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