テレ東｢警察密着24時｣で不正放送! 今後制作やめると謝罪!

テレビ東京は、5月の定例会見を開催した際、昨年放送した『激録･警察密着24時』の不適切内容について謝罪した。

同番組では、アニメ『鬼滅の刃』の商品に関する不正競争防止法違反事件を紹介。4人の逮捕者が出たが、その後3人は不起訴処分になった。
しかし番組内で、不起訴の事実に触れることなく、あたかも逮捕されたままのような扱いだった。また、扇動的な文言のナレーションが散見され、過剰な表現が多いとの指摘も出ている。

石川一郎社長は、「番組はテレ東と外部の製作プロダクションでつくったものですが、放送の責任はわれわれにあります。視聴者と関係者の皆さまに誤解を与え、ご迷惑と困惑させてしまったこと、テレビ東京の社長として深く反省し心からおわび申しあげます。申し訳ございませんでした」と謝罪の言葉を述べた。

続けて、「きちんとした確認作業をしていなかった。当たり前のことをしていなかったのが最大の問題。今後はもうやめます。プロが処理すべきことをしなかったということで、テレビ局の信頼を傷つけることになるので、ここで一度見直す必要があると思っております」と、同番組は打ち切りという形にすると伝えた。

番組を盛り上げるため、視聴者を惹き付けるために各テレビ局は様々な手法を取るが、そういったやり方に視聴者がウンザリしているのもまた事実である。

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