JRAの騎手､調教助手ら163人がコロナ持続化給付金を不正受給! 池添謙一は否定!

JRA(日本中央競馬会)の調教師19人､騎手13人を含む165人が､国から支給される新型コロナウイルス持続化給付金を不正受給したことが判明した｡

調査によると､165人のうち既に163人が返還済か返還手続き中で､残り2人については現在検討中だという｡実名公表を現段階で考えておらず､罰則も未定｡
｢持続化給付金制度の趣旨､目的を十分にしていなかったり､税理士等の勧誘があったり､社会的問題となるリスクへの認識の甘さがあった｣と原因を説明し､JRA常務理事が謝罪の言葉を述べた｡

前代未聞の不祥事が起きた中､騎手の池添謙一は自身のTwitterにて､｢自分にもそういう話がきましたが､しっかりお断りしました｣と疑惑を否定｡
｢中央競馬の騎手が13名もいた事に驚きました｡犯罪ではない｡でも人としてどうあるべきかの問題､モラルに欠けている｡同業として恥ずかしく､申し訳なく思います｣と､13名もの騎手が不正受給した事実に厳しい声を上げていた｡

競馬は､昨年の緊急事態宣言期間中も､無観客にて開催を続けた｡移動が制限され､騎乗機会を逃した騎手や､成績が伸びなかった調教師･調教助手らがいたことも理解できる｡しかし､競馬が毎週開催されていたのは紛れもない事実であり､持続化給付金の受給は､目先の金に目が眩んだ､もしくは悪意があったとしか考えられない｡

◆関連ニュース