｢24時間テレビ2020｣視聴率発表! コロナ禍で意外に好評だったワケ!

日本テレビ系にて放送された『24時間テレビ43 愛は地球を救う』の世帯平均視聴率が15.5%(ビデオリサーチ調べ)だったことが分かった｡

V6の井ノ原快彦を筆頭に､異なるグループのジャニーズタレント5人がメインパーソナリティーを担当｡新型コロナウイルス感染防止のため､無観客での開催となった｡初めて尽くしであるが､終わってみれば意外に評判は悪くなかった｡

特に視聴者から好感を持たれたのは､新企画｢募金ラン｣｡シドニー五輪金メダリストの高橋尚子が企画｡レスリング五輪3大会連続金メダリストの吉田沙保里やアテネ五輪女子マラソン金メダリストの野口みずきなど､トップ女性アスリート達が1周5kmの私有地を周回するごとに自腹で10万円を募金するというもの｡
5人でリレー形式で走り続け､総距離120km､24周を完走｡全員で計240万円を寄付した｡
そして､高橋尚子は別途一人で116km､23周余りを走り､自ら130万円を募金｡全員合わせて470万円に達した｡

鍛え上げられた肉体を持つトップアスリートが､決して苦しそうではなく､笑顔で走る姿に視聴者は力を貰えた模様｡
｢爽やかでスポーツの素晴らしさが伝わった｣｢鍛え上げた美しさに魅了された｡やっぱりオリンピック選手は魅力的です｡ゴール前のみなさんの笑顔が幸せそうで良かった｣｢引退した後も節制してトレーニングしているのは素晴らしいと思いました｣｢高橋尚子さんの体力の凄さが印象に残った｣
と､スポーツの楽しさが伝わるような画だったことが分かる｡

高橋尚子らがマラソンを終える直前には､瞬間最高視聴率27.6%を記録｡今までのチャリティーマラソンより､こちらが今後浸透するのではなかろうか｡

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