｢クレイジージャーニー｣でヤラセ発覚! 打ち切り避けられない!

ダウンタウンの松本人志､バナナマンの設楽統､小池栄子が司会を務めるTBS系『クレイジージャーニー』で､ヤラセ演出があったとして放送休止することを発表した｡

同局によると､8月14日放送回にて､爬虫類ハンター･加藤英明がメキシコで珍しい生物を捕獲する企画を実施したが､複数の生物をスタッフが現地の人に協力してもらい事前に用意したものだったという｡収録開始前に取材場所に放ち､あたかも偶然発見できたかのように見せかけた｡

番組スタッフが｢狙った生物を発見できない場合を想定して準備した｣と説明しており､過去の放送回でも同様の手法でヤラセが行われていた｡
｢事実に依拠した番組で事実をゆがめたことになり､あってはならないものと考えています｣とTBS側はコメント｡『クレイジージャーニー』のようなドキュメンタリー的な番組で､こういったヤラセは致命的｡視聴者への裏切り行為である｡処分を受けて､番組DVDも発売を延期する｡

TBSは､『消えた天才』でヤラセが発覚し､放送休止となったばかり｡相次ぐ過剰演出問題で､局としての責任が問われる｡
そもそも､『ガチンコ』や『学校へ行こう!』など､同局のヤラセは以前から問題視されており､今に始まった話ではない｡視聴率狙いの常習手段で､この体質は変わらないのではないか｡

また一段と若者のテレビ離れが加速しそうだ｡

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