草なぎ逮捕の次は香取か!?ドラマ『こち亀』現場で警察出動の大騒動!

8月1日にいよいよ放送がスタートする､香取慎吾主演のドラマ『こち亀』。

撮影のほとんどが､本作の舞台・亀有のある東京葛飾区で行われているようで､日常的に香取が奔走している様子が見れるということもあり､地元では少々話題になっているようだ。

しかし､27日の23時頃､同区で突如大きな爆発音が広がり一時騒然となる事態が起きた。

その気になる爆発の正体だが､打ち上げ花火を使ってのロケだというから驚きである。

これはやはりこち亀のロケなのだろうか。

この騒動について､週刊女性では､以下のように住人の話を掲載している。

「夜の23時を過ぎたころだったと思います。突然､“ドーン”と家中に響き渡る大きい爆発音がしたんですよ。眠っていた子どもがビックリして起きちゃって､“怖いよ～”って泣き出すほどの音。近くの高速道路で大事故でも起きたのかと､心配になるほどでした。
その後も10分くらい音が鳴り続けていましたね」（近くに住む主婦）
「近所の若いヤツらが夜になると､花火や爆竹をすることもあるんだけど､そんな類じゃなかったからね。一瞬､不安を覚えたよ。この近くに東京拘置所があるでしょ？昔､オウム（真理教）の麻原彰晃らが一斉逮捕されたとき､同じ場所で同じようなドでかい音の花火が打ち上げられてね。オウムの抗議かってウワサが流れたから今回も､まさか！って……」（男性住民）

さらに同誌は以下のように綴っている。

「爆音の正体が花火だとわかれば､ひと安心だけど､あんな時間にやることはないよな。どこの誰だか知らないけど､何を考えてんだろうね。みんなが､ふざけるな！という気持ちになったよ」（別の住民）

発生から間もなく､すぐに､赤色灯をつけたパトカーに続き､消防車までもがサイレンを鳴らしながら河川敷に緊急出動し､一時､現場は騒然となったという。
「周囲の住民への事前の通達は一切ありませんでした」（前出・主婦のご主人）
「打ち上げられた花火に関しては､警察署にも事前に伝えられていませんでした。その夜､近隣住民から14件もの110番通報があったんです。それを受けて､管轄である亀有署の警察官が､急きょ現場に駆けつけたくらいですから」（警察署関係者）

かなりの大騒動だったようだ。

このことについて､事実関係をTBSに確認してみたところ､担当者不在とのこと。

後に分かったことだが､これはこち亀の番宣を兼ねた『ぴったんこカンカン』のロケだったそうだ。

週刊女性は以下のように報じている。

「実は､その花火はドラマ『こち亀』ロケではないんですよ。ですが､『こち亀』の番組宣伝を兼ねた『ぴったんこカンカン』（TBS系）のロケだったそうです。司会の安住紳一郎アナや慎吾クンは､打ち上げ現場とは別の場所から花火を見ていたみたいですね」（テレビ誌記者）

その真偽に関して､TBS広報部に問い合わせると､

「確かに『ぴったんこカンカン』の撮影でした。しかし､警察や消防署には許可を取っていたとの報告を現場から受けていますが。
また､一般的にも住民の皆さんにロケのあることを事前に知らせるということはありませんので」との回答だった。

深夜の時間帯に､警察が花火の許可などを出すものだろうか。

管轄の警察署に確認したところ､

「TBSからは､事前に旅番組のロケをやるので､“花火を上げたい”との届出事項はありました。しかし､当初の予定は20時から21時の間の5分間ということでした。実際に行われたのは23時過ぎであり､住民の通報で消防車も現場に出動しています」

この騒ぎに､最終的にはロケの責任者に誓約書を書かせたとのことだ。これに対し､TBS関係者は､

「現場の担当ディレクターの判断で､（深夜まで）ロケを続行したようです。ディレクターは､担当プロデューサーからは指導を受け､亀有署や消防署に迷惑をかけてしまったことも反省しております。みなさんに迷惑をかけたことは承知していますが､1軒1軒を謝って回ることもできません。現在､説明と謝罪をすることを検討しております」

と､コメントしている。

いくらロケとは言え､23時に打ち上げ花火を堂々と打ち上げるとは言語道断であろう。

今回の一件は､出演者というより制作者サイドに問題があったわけで､草なぎに続き香取の逮捕劇､とはならなかったのでひとまず安心といったところか。

周りの住人にかけてしまった迷惑は､ドラマの出来で返したいところだ。(橋本)