吉本“最凶”芸人・佐田がワル自伝！　ライバルは品川祐？

元暴走族総長で吉本“最凶”芸人､バッドボーイズの佐田正樹（さたまさき=30）が､15日に自伝小説「デメキン」（ワニブックス刊）を発売する。

同書は目が大きいことから「デメキン」とあだ名されいじめられ抜いた少年が､拳1つで福岡最大の暴走族総長に駆け上がり､夢だった芸人にたどり着くまでを赤裸々に描いたストーリーだ。

不良時代の秘蔵写真も掲載されており､ワルぶりのすさまじさが伝わってくる力作に仕上がっている。

中1で強盗､中3で番長になりケンカに明け暮れ､高2で暴走行為で逮捕､少年鑑別所へ…。そんな壮絶なエピソードや､きわどい単語が次々に登場するため､事務所のゴーサインもなかなかでなかったといういわくつきの作品。

ただ､暴力的な話だけではなく､友情や家族の愛に支えられ､芸人を目指す過程も触れている。

初の著書に佐田は「将来的にドラマや映画など､ぜひ映像化してもらいたい」と気合十分。

荒れた時代を題材にして､映画化もされた品川祐（しながわひろし=36）の「ドロップ」に対抗心をメラメラ。

表紙イラストは漫画「BADBOYS」の作者・田中宏が担当している。

15日に東京・福家書店新宿サブナード店でイベントを開催。暴走族として天下を取った男が､お笑いの世界でも天下取りに向かって走り始めた。(松野)

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