(07/13)
お笑いマニアにとっては必見の番組のひとつが、TBSで毎週水曜深夜に放映されている「あらびき団」だ。
この番組は、一芸を持ったパフォーマーを紹介する番組で、番組名のあらびき団とは“粗削りな芸=あらびき芸”の集団という意味。
その名のとおり新人や売れていない芸人をピックアップするも、粗い芸を披露する出演者が多い。
お笑い以外の芸や完成度の高い芸もあり、一般視聴者だけでなく、お笑い芸人の中でもチェックしている人が多いとか。
この番組からブレイクしていった芸人も数多いが、その中でニューカマーとして注目されているのが「モンスターエンジン」(吉本興業)だ。
「モンスターエンジン」とコンビ名を聞くよりも、番組ファンにとっては、「暇を持て余した神々の遊び」シリーズをしている二人と言ったほうがピンとくるかもしれない。
このネタについては、おもしろいのだがあまりにバカバカしいため、なかなか文章で表現することは難しい。動画閲覧ができる環境にある人は、ぜひYouTubeで探してみてほしい。
さて、この「モンスターエンジン」。
西森洋一(にしもりよういち=29)と大林健二(おおばやしけんじ=25)の大阪出身のふたりからなるコンビで、2007年4月までは「にのうらご」というトリオで活動していた。
ところが、メンバーのひとりが脱退したため、今まで積み重ねてきたものを一度捨てて、コンビになるとともに名前を変えて活動を再開したという、苦労人のコンビでもあるのだ。
最近のお笑い芸人が売れていく特徴として、大きく分けてコンビで売れるパターンと、メンバーのだれかが売れて、そのメンバーがほかのメンバーを引き上げていくというふたつのパターンがある。
しかしながら、売れていくにしたがって、当然ピン(単独での)仕事も増えていくわけなので、個々の笑いに対するスキルというものが必要不可欠なのは言うまでもない。
つまり、単独でも笑いをとれる芸やネタを持っていないと、先行きはまず暗いというのが定説なのだ。
ただ、この「モンスターエンジン」の場合はそのどちらでもいけるという稀有なパターン。
「暇を持て余した神々の遊び」というコンビネーションはもちろんのこと、西森は実家が鉄工所を営んでいるため、「鉄工所あるある」を得意とする。
「日本語が分からない東南アジア人が面接に来た時」「作業中の中国人が話しかけられた時」などの、あるある系ものまねの高さは、名人級の中川家礼二(なかがわけれいじ=36)にもひけをとらない。
一方、大林のほうは「笑福亭仁鶴がギターの弾き語りでMr.Childrenの『しるし』を歌ったら」などのマニアック・モノマネに定評がある。
いずれにしろ、少しマニアック路線をいくお笑いファンを自称するならば、きっちりチェックしておかなくてはいけない芸人であることは間違いない。(古田鉄寿)
この番組は、一芸を持ったパフォーマーを紹介する番組で、番組名のあらびき団とは“粗削りな芸=あらびき芸”の集団という意味。
その名のとおり新人や売れていない芸人をピックアップするも、粗い芸を披露する出演者が多い。
お笑い以外の芸や完成度の高い芸もあり、一般視聴者だけでなく、お笑い芸人の中でもチェックしている人が多いとか。
この番組からブレイクしていった芸人も数多いが、その中でニューカマーとして注目されているのが「モンスターエンジン」(吉本興業)だ。
「モンスターエンジン」とコンビ名を聞くよりも、番組ファンにとっては、「暇を持て余した神々の遊び」シリーズをしている二人と言ったほうがピンとくるかもしれない。
このネタについては、おもしろいのだがあまりにバカバカしいため、なかなか文章で表現することは難しい。動画閲覧ができる環境にある人は、ぜひYouTubeで探してみてほしい。
さて、この「モンスターエンジン」。
西森洋一(にしもりよういち=29)と大林健二(おおばやしけんじ=25)の大阪出身のふたりからなるコンビで、2007年4月までは「にのうらご」というトリオで活動していた。
ところが、メンバーのひとりが脱退したため、今まで積み重ねてきたものを一度捨てて、コンビになるとともに名前を変えて活動を再開したという、苦労人のコンビでもあるのだ。
最近のお笑い芸人が売れていく特徴として、大きく分けてコンビで売れるパターンと、メンバーのだれかが売れて、そのメンバーがほかのメンバーを引き上げていくというふたつのパターンがある。
しかしながら、売れていくにしたがって、当然ピン(単独での)仕事も増えていくわけなので、個々の笑いに対するスキルというものが必要不可欠なのは言うまでもない。
つまり、単独でも笑いをとれる芸やネタを持っていないと、先行きはまず暗いというのが定説なのだ。
ただ、この「モンスターエンジン」の場合はそのどちらでもいけるという稀有なパターン。
「暇を持て余した神々の遊び」というコンビネーションはもちろんのこと、西森は実家が鉄工所を営んでいるため、「鉄工所あるある」を得意とする。
「日本語が分からない東南アジア人が面接に来た時」「作業中の中国人が話しかけられた時」などの、あるある系ものまねの高さは、名人級の中川家礼二(なかがわけれいじ=36)にもひけをとらない。
一方、大林のほうは「笑福亭仁鶴がギターの弾き語りでMr.Childrenの『しるし』を歌ったら」などのマニアック・モノマネに定評がある。
いずれにしろ、少しマニアック路線をいくお笑いファンを自称するならば、きっちりチェックしておかなくてはいけない芸人であることは間違いない。(古田鉄寿)
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