(07/22)
女子レスリング選手で､ロンドン五輪女子48kg級で金メダリストを獲得した小原日登美が､7月18日に死去したことが判明した｡所属する自衛隊が公表している｡
小原日登美は､1981年生まれ｡八戸工大一高から中京女子大へ進学し､自衛隊に属していた｡2008年の北京五輪出場を果たせず一度は現役引退したが､ロンドン五輪を目指して2010年に現役復帰｡その2年後に見事世界一の称号を手にした｡
第一線から引退後は､日本レスリング協会の理事も務め､後進の育成に尽力｡女子レスリング界における偉大なレジェンドの一人である｡
そんな金メダリストが､突然天国に旅立った｡自衛隊は彼女の死因を明らかにしておらず､外部の関係者も詳しい情報を聞かされていない｡
同時期に切磋琢磨して五輪で活躍した元レスリング選手たちは､追悼メッセージをSNS等で発信している｡
五輪三連覇を達成し国民栄誉賞を受賞した吉田沙保里は､｢ロンドンオリンピック過去最高に調子の悪かった私は日登美先輩の金メダルを見せてもらって特別な勇気をもらい金メダルを獲ることができました｡ロンドンで一緒に金メダルを獲ることができてとても嬉しかったです｡大学の先輩後輩として､ライバルとして､そして仲間として同じ時代に切磋琢磨できたことはかけがえのない日々でした｡本当にありがとうございました｡心よりご冥福をお祈りいたします｣と､学生時代から先輩後輩関係にあり何度も熾烈な争いを繰り広げたライバルの訃報を悲しんだ｡
自衛隊が死因公表を控えているため､吉田沙保里らレスリング関係者も追悼の言葉を述べるに留まり､詳細を書くことが出来ないのはもどかしいのではないか｡若き後輩たちのためにも､まだまだ熱く厳しい指導を続けてほしかった｡(船越)
小原日登美は､1981年生まれ｡八戸工大一高から中京女子大へ進学し､自衛隊に属していた｡2008年の北京五輪出場を果たせず一度は現役引退したが､ロンドン五輪を目指して2010年に現役復帰｡その2年後に見事世界一の称号を手にした｡
第一線から引退後は､日本レスリング協会の理事も務め､後進の育成に尽力｡女子レスリング界における偉大なレジェンドの一人である｡
そんな金メダリストが､突然天国に旅立った｡自衛隊は彼女の死因を明らかにしておらず､外部の関係者も詳しい情報を聞かされていない｡
同時期に切磋琢磨して五輪で活躍した元レスリング選手たちは､追悼メッセージをSNS等で発信している｡
五輪三連覇を達成し国民栄誉賞を受賞した吉田沙保里は､｢ロンドンオリンピック過去最高に調子の悪かった私は日登美先輩の金メダルを見せてもらって特別な勇気をもらい金メダルを獲ることができました｡ロンドンで一緒に金メダルを獲ることができてとても嬉しかったです｡大学の先輩後輩として､ライバルとして､そして仲間として同じ時代に切磋琢磨できたことはかけがえのない日々でした｡本当にありがとうございました｡心よりご冥福をお祈りいたします｣と､学生時代から先輩後輩関係にあり何度も熾烈な争いを繰り広げたライバルの訃報を悲しんだ｡
自衛隊が死因公表を控えているため､吉田沙保里らレスリング関係者も追悼の言葉を述べるに留まり､詳細を書くことが出来ないのはもどかしいのではないか｡若き後輩たちのためにも､まだまだ熱く厳しい指導を続けてほしかった｡(船越)
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