｢名探偵コナン｣のイベントでトラブル! グッズ販売の不手際に来場者ブチギレ!

2024年1月12日から2月25日まで､東京･池袋のサンシャインシティにて『連載30周年記念名探偵コナン展』が開催されている｡

『週刊少年サンデー』で連載がスタートしてから30年を迎えた超人気作品の『名探偵コナン』の初公開資料などを含む､同作の軌跡を振り返り魅力を堪能できる展示会とあって､初日から多くのファンが駆け付けた｡
初日は多数の来場者が見込まれることから､日時指定制入場券を事前に販売して､来場者数を制限する対応が取られたのだが､クレームが殺到するトラブルが発生してしまった｡

それは展示会を見終わったあとのお楽しみ､グッズ販売だ｡東京海上限定の手拭いや､主要キャラクターのコマステッカー等､ここでしか買えないお宝グッズが数多く販売されているため､ほとんどの来場者はグッズを購入する｡

当日居合わせた人によれば､混雑時にはグッズ販売会場に入るだけで1時間以上も並ばされ､屋内に多くの客が密集した状況のため蒸し暑かったという｡
また､レジスタッフの人数が少なく､お会計レジが大行列｡商品を入れるカゴすら用意されていなかったので､来場者は手に商品を抱えたまま､3時間以上待ち続けるハメになったとか｡
あまりの遅さに､ブチギレてスタッフに商品を投げつける人もいたり､蒸し暑い空間に長時間留まることで気分を悪くしてしまう人もいたそう｡

グッズの購入個数はそれぞれ制限があるとはいえ､多数の種類がラインナップされていた｡ファンなら沢山買って思い出に浸りたいだろう｡『名探偵コナン』の人気の高さにこぎつけて商品を転売する狙いの転売ヤーも来場していたに違いない｡

挙句の果てに､多くのファンがお目当てとするコマステッカーは用意していた在庫数が少ないのか､次々に完売アナウンスが公式アカウントに投稿されている｡会期は2月25日までなのに､2月に行っても目ぼしいグッズが残っていない雰囲気が漂う｡
展示会場の運営だけでなく､グッズ販売においてもスムーズに客が流れるよう､スタッフの確保や指導含め､しっかり準備してほしかった｡(船越)