【訃報】作家の伊集院静が肝内胆管がんにより73歳で死去!

作家として直木賞を受賞するなど、幾多の作品を残してきた伊集院静が、肝内胆管がんのため死去したことが分かった。73歳だった。

伊集院静は、2023年10月初旬に肝内胆管がんとの診断を受け、活動休止を公表していた。病気が明らかになってからわずか1ヶ月程度で天国に旅立つという展開に、周囲もショックを隠しきれないという。

CMディレクターや演出家として自身のキャリアをスタートさせ、1981年に『皐月』で作家デビュー。1992年に『受け月』で直木賞を受賞した。
また、伊達歩名義で作詞家としても活動。近藤真彦の大ヒット曲『ギンギラギンにさりげなく』『愚か者』などを手掛けたことはあまりに有名だ。

私生活においても、昭和世代なら誰もが知る華やかなものだった。1984年に女優の夏目雅子と結婚。当時一世を風靡していた大人気女優との入籍が大きな話題となるも、結婚1年あまりで急性骨髄性白血病を患い、夏目雅子が急死。まだ彼女が27歳だったにも関わらず死別する結末となった。その後別の女性と3度目の結婚を果たしている。

なにかと物議を醸し、賛否両論ある作家ではあったが、死後に改めて彼の作品に対する評価が見直される可能性もありそうだ。(船越)


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