米津玄師が悲痛な思いを告白! メディアの過激報道に｢すごく孤独｣｢ほんとに嫌なんです｣

(06/15)

歌手の米津玄師が､雑誌『ROCKIN’ON JAPAN』のインタビューで､現在の境遇に苦悩していることを赤裸々に語っている｡

次々とヒット曲を世に送り出し､今最も注目を浴びるアーティストであるが､一方でテレビ番組等に殆ど出演しないので､素性は謎めいたまま｡人物像が見えてこないので､メディアはこぞって彼の私生活を暴こうと､取材合戦を繰り広げ､交際相手や実家にまで迫った｡

『週刊文春』は､NHK『紅白歌合戦』放送後の新年早々､米津玄師の実家を訪れ､両親に直撃取材を敢行｡突っ込んだ話をしようと質問すると､｢取材はお断りしてくださいということなので､すみません｣と母親がシャットアウト｡本人から､記者の取材には応じないよう伝えられていたのだ｡
また､『女性自身』では､レストランで一緒に食事する女性の存在をキャッチ｡なんと相手が所属事務所社長だと判明し､半同棲生活を送っていたとも｡

そうした過激な取材を巡って､徐々に彼の人柄や私生活が暴かれていく現状に､米津玄師は嘆いている｡特に､謎の変人のような扱いを受けていることに不満を覚えているようだ｡

｢謎な人間みたいな｡テレビに出て一言喋ったら『喋った!』って言われるぐらい｡いや､喋るだろうがっていう｡そういう珍獣みたいな扱いを受けてるのが､ほんとに嫌なんですよね｡悪意を持った人にも､片や自分のことを好きな人に対してまで､いろいろなことを思ってしまう｡で､どんどん自分が孤独になっていくというか｡そういう悪い､負の連鎖にだけは絶対に押し入らないようにしたいと思う｣(引用:ROCKIN’ON JAPAN)

どんどん他人を信用できなくなり､孤独感を味わっている米津玄師｡彼の情報はどのメディアも欲しがるので､安易に誰かに悩み相談をしようものなら､それがバラされると心配せざるを得ない｡そしてどんどんメディアから遠ざかっていく｡
もっと米津玄師をテレビで観たいと願うファンも多いはず｡でも､彼の今の境遇を考慮すると､中々オファーを快諾する心境にはならなそうだ｡(船越)