EXILEがジャニーズを超える! 経営専念のHIROが芸能会の総帥になる日も近い!

今やジャニーズと並び､芸能界における男性グループの2大勢力となりつつあるEXILE｡
ここまで成長するに辺り､ジャニーズの方法論をかなり研究してきたのだという｡
『リアルサウンド』が報じている｡

ジャニーズは2020年に向け､40人規模のアイドルグループ｢2020(トゥエンティトゥエンティ)｣を結成する｡
このことが､大人数による｢ジャニーズのEXILE｣化だと話題を集めた｡

一方､"黒いジャニーズ"EXILEも負けていない｡
EXILE本体だけでなく､J SOUL BROTHERS､GENERATIONSなどの若手グループを売出中｡
一方で､2014年には全国200万人規模のツアーを行う｡
2013年のツアーが110万人規模であったことから､いきなり倍増を狙う野心ぶりだ｡

｢EXILEはかなり初期からジャニーズの方法論に学び､独自に発展させてきた経緯があります｡
特にコンサートがそうで､大掛かりな舞台装置やスペクタクル性のある演出は､まさにジャニーズ直系といえます｡
さらにはピラミッド式の階層構造を作って若手を引き上げる手法にも､ジャニーズの影響を見て取ることができますね｣(音楽記者:リアルサウンド)

日本の芸能界では｢ジャニーズ以外の男性アイドルグループは成功しない｣といわれてきた｡
それは芸能界で大きな影響力を持つジャニーズ事務所に関わる"大人の事情"によるものだ｡

EXILEの場合は､｢アイドル｣ではなく｢パフォーマー｣という立ち位置をアピール｡
"大人の事情"をクリアした上で､ジャニーズの方法論をしっかり学んだというのだ｡

また､劇団EXILEとして演技の世界にも進出｡
最近ではドラマや映画でも活躍を見せ､ジャニタレのポストを食い始めているとえる状況だ｡

もっとも､ここ数年はEXILE独自のビジネスモデルも回り始めているという｡

｢ジャニーズがあくまでもピラミッド構造の上位に位置する人気グループの育成に力を注ぎ､そこで収益も稼ぐのに対し､EXILEは"トライブ"と称する組織全体で利益を上げるシステムを作ろうとしています｡
たとえば『EXPG』というダンススクールを全国各地に開き､中学ダンス必修化の後押しもあって､在籍人数がすごく伸びている｡
卒業生が女性グループE-girlsに加入するなどプロのパフォーマー育成組織の面もありますが､地域ごとに発表会を行ったりして､徐々に"ヤマハ音楽教室"のような存在になりつつあります｣(同)

ジャニーズが男性若手グループに特化しているのに対し､EXILEはE-Girlsら近年女性グループの育成にも注力している｡
その背景にはダンススクールの潜在顧客が主に女性であることも関係していそうだ｡

全国に張り巡らされた教室ネットワークと上部組織｡
その規模を着実に大きくするHIROが､芸能界で一躍大きな影響力を持つ日も近いのかもしれない｡(古川)

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