テレビ小説「ちりとてちん」、貫地谷しほり初高座で視聴率はうなぎ上り!?
視聴率こそ前作の「どんど晴れ」に及ばないものの､熱狂的なファンが多い､NHK連続テレビ小説「ちりとてちん」。
自分に自信を持てない女の子が､ふとしたきっかけで落語家を目指すというストーリー。ヒロインの和田喜代美を演じるのは､貫地谷しほり(かんじやしほり・22)。
貫地谷は2002年デビュー。映画「スウィングガールズ」をはじめ､NHK大河ドラマ「風林火山」などのテレビや舞台で活躍の場を広げてきた。
今回は「明るく前向き」という朝ドラの定番のヒロインとは違う､「後ろ向きで､大事な場面ではいつも弱気になる根性なし」という等身大のヒロインを演じている。
主人公・喜代美を演じるに当って､上方落語と落語中の囃子（はやし）に出てくる三味線を､それぞれの大家､林家染丸さんと今藤長美智さんから指導を受けている。
ドラマ出演前は「落語に江戸と上方の区別があると知らなかったんですよ」という貫地谷が､ドラマの中とはいえ､12月4日放映分で､ついに演目の「ちりとてちん」を高座で披露した。
このドラマ､とにかく情報量が多く､細かすぎる演出が多いため､後になって「アレはこの展開への伏線だったのか!」と気づくことも多く､忙しい時間帯のドラマとしては､「難しい」という指摘もある。視聴率が伸び悩んでいるのもそのあたりにも原因があるようだ。
1週間分録画したうえで､週末の夜にでも落ち着いてじっくり見ると､そのクオリティの高さとお面白さがよく分る。
現実の演芸界でも､女性落語家が少しずつ増えている。女性が初めて真打ちに昇進したのは平成5年と女性落語家の歴史は浅い。男性社会といわれる落語界で､現在は東西あわせて21人が活動中だ。
ヒロインの喜代美の奮闘ぶりを重ね合わせて､彼女たちの高座を楽しむのもまた一興だ。(松野)
自分に自信を持てない女の子が､ふとしたきっかけで落語家を目指すというストーリー。ヒロインの和田喜代美を演じるのは､貫地谷しほり(かんじやしほり・22)。
貫地谷は2002年デビュー。映画「スウィングガールズ」をはじめ､NHK大河ドラマ「風林火山」などのテレビや舞台で活躍の場を広げてきた。
今回は「明るく前向き」という朝ドラの定番のヒロインとは違う､「後ろ向きで､大事な場面ではいつも弱気になる根性なし」という等身大のヒロインを演じている。
主人公・喜代美を演じるに当って､上方落語と落語中の囃子（はやし）に出てくる三味線を､それぞれの大家､林家染丸さんと今藤長美智さんから指導を受けている。
ドラマ出演前は「落語に江戸と上方の区別があると知らなかったんですよ」という貫地谷が､ドラマの中とはいえ､12月4日放映分で､ついに演目の「ちりとてちん」を高座で披露した。
このドラマ､とにかく情報量が多く､細かすぎる演出が多いため､後になって「アレはこの展開への伏線だったのか!」と気づくことも多く､忙しい時間帯のドラマとしては､「難しい」という指摘もある。視聴率が伸び悩んでいるのもそのあたりにも原因があるようだ。
1週間分録画したうえで､週末の夜にでも落ち着いてじっくり見ると､そのクオリティの高さとお面白さがよく分る。
現実の演芸界でも､女性落語家が少しずつ増えている。女性が初めて真打ちに昇進したのは平成5年と女性落語家の歴史は浅い。男性社会といわれる落語界で､現在は東西あわせて21人が活動中だ。
ヒロインの喜代美の奮闘ぶりを重ね合わせて､彼女たちの高座を楽しむのもまた一興だ。(松野)
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