BIGBANG･D-LITE､業務上過失致死の疑いで書類送検へ!!

韓国の人気グループBIGBANG(ビッグバン)のD-LITE(ディライト=22)が先月31日にソウル市内で交通死亡事故を起こしたとして､同市の永登浦警察署は24日､業務上過失致死の疑いで近く書類送検する方針を明らかにした｡

警察当局によると､D-LITEは5月31日未明､ソウル市内で乗用車を運転中､路上で倒れていた男性をひき､その後､死亡が確認された｡

男性は当日､友人と酒を飲んだ後､オートバイを運転して街路灯の柱に衝突して転倒｡タクシーの運転手が男性に気づき車を止めていたところ､D-LITEが後ろからひき､タクシーにも衝突した｡

警察側はD-LITEがひく前､男性がひき逃げされていた可能性もあるとして捜査を続けたが､事故現場の痕跡､街路灯に残ったDNAなどを元に｢別の車にひかれた事実はない｣と結論づけた｡

韓国では自動車運転中に過失によって人を死亡させた場合､5年以下の禁錮､または2000万ウォン(約150万円)以下の罰金刑になる｡

所属事務所は､本人が大きなショックを受けていることから個人活動の自粛を明らかにしたが､グループの活動について｢しばらくは予定が入っていなかったこともあり､時間をかけて考えていく｣とコメントした｡

同グループは2006年にデビュー｡韓国だけでなくアジアで広く人気を獲得｡日本でも人気があり､2009年の｢第51回日本レコード大賞｣では最優秀新人賞を受賞している｡(松野)