ピーチ･ジョンの野口美佳社長が社長退任へ…｡押尾事件余波か…!?

(05/15)

ワコールホールディングス(HD)の塚本能交社長は13日､大阪市での会見で､子会社の下着販売会社｢ピーチ･ジョン｣(東京)の創業者である野口美佳社長(のぐちみか=46)が近く退任することを明らかにした｡

野口社長は1994年に創業し､やり手の女性経営者としてメディアにも登場｡

IT企業社長など､実業界から芸能界まで幅広い人脈を持っており､合成麻薬MDMAを一緒に飲んだ女性を救命しなかったとして､保護責任者遺棄罪で懲役2年6月の1審判決を受けた押尾学被告(32)事件の現場となった東京･六本木ヒルズの部屋の持ち主であったことは有名だ｡

事件後､野口社長は文書で､
｢一連の事件には全く関与しておりません｣
と関与を否定したものの道義的責任を問う声が上がっていた｡

同社は2006年にワコールホールディングスと資本業務提携を結び､08年には完全子会社となった｡

近年は直営店を香港に2店舗､上海に5店舗をオープンし､アジア展開を中心とした海外戦略を積極的に拡大していた｡しかし業績が振るわず､2011年3月期決算で2年連続の赤字を計上した｡

退任報道を受け野口社長は自身のツイッターで

｢実際はまだ何も決まってないんです｡ただ経営責任はきっちり取りたいと考えています｣

と決意をツイートしている｡(松野)

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