ゴルフ・宮里藍らの募金活動疑問の声! 必死のアピールに周囲がシラけるワケとは!?
(03/30)

世界で活躍する女子プロゴルファー・宮里藍(みやざとあい=25)、上田桃子(うえだももこ=24)、宮里美香(みやざとみか=21)の3人が18日、『まけるな日本』という募金活動を発足させた。
影響力の大きいトップアスリートの支援活動には多くの義援金が集まっているが、米国では3人の活動に冷ややかな目が向けられているという。

果たして、その原因は何なのだろうか。
『日刊ゲンダイ』が報じている。

3人が支援活動を発表したのは、22日に行われた米国女子ゴルフツアー『起亜クラシック』の公式会見でのこと。
3人は"まけるな日本"のバッジをアピールし、他の出場選手達に着用を呼びかけた。

しかし、会見に参加した現地ゴルフ記者によると、
「事情を知るゴルフ記者たちの間ではしらけムードが漂っていた」(現地ゴルフ記者:日刊ゲンダイ)
という。

ここで言われている"事情"とは、前週に開催されていた『PRドネリー・ファウンダースカップ』に3人がそろって欠場したことを指している。
同大会は米女子プロ協会が今年から始めたチャリティーマッチ。
賞金総額は100万ドル(約8000万円)だが、優勝者に賞金は授与されず、女子ゴルフ活性化のために50万ドルが寄付に回され、もう50万ドルはトップ10に入った選手が自分の選ぶチャリティーに寄付できるという仕組みだ。

復興支援にはもってこいの大会だが、3人はなぜか欠場。
日本人が出場しなかった同大会では、外国人選手たちが日本へ多額の寄付を行った。

「試合前に東日本大震災が起こったことから、優勝したカリー・ウェブや2位のポーラ・クリーマーは、ともに500万円以上の寄付を日本の救済基金にした。さらに試合では、上がり4ホールを"日本救済ゾーン"として、バーディーを取れば100ドル、イーグルなら500ドルを寄付することで、多くの出場選手が協力した。そこで何もしないで、今週になって突然、何?というわけです」(米ゴルフ記者:同)

これでは、会見がしらけムードになるのも当然だろう。
さらに、会見での宮里藍のある発言が米国で反感を買っているという。

「記者会見で個人的に寄付をしているのかと質問されて、藍が"基金のウェブサイトを立ち上げるのに、3人で金を出し合った。個人的には(寄付金は)まだだが、復興には長い時間がかかるので、長期的にかかわっていくし、寄付をしていくつもり"と語ったのも反感を買った(中略)他の米ツアープロが、すでに多額の寄付金を出しているのに、肝心の日本3選手が個人的に寄付しないで、おかしいというわけです」(同)

30日現在、『まけるな日本』には1000万円を超える義援金が集まっている。
しかし、宮里藍の言葉にもあるように、3人はウェブサイトを立ち上げる際に連名で30万円を寄付したのみだ。

義援金は"金額の大きさ"ではなく"気持ち"が重要かもしれないが、宮里らの"気持ち"は米国では伝わりにくかったのかも知れない。(伊原)


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