逮捕から1年｡中村耕一､JAYWALKを脱退!! 事務所も退社…

(03/12)

昨年5月に覚せい剤取締法違反などで､懲役2年､執行猶予4年の有罪判決を受けた6人組バンド｢JAYWALK｣のボーカル･中村耕一(なかむらこういち=60)が10日付けで､所属事務所との契約を解除し､同グループからの脱退したことがわかった｡

中村は､昨年3月9日に覚せい剤取締法違反(所持)の現行犯で警視庁麻布署に逮捕｡同年5月12日に､覚せい剤取締法違反(使用､所持)と麻薬取締法違反(所持)の罪で懲役2年､執行猶予4年の有罪判決を受けた｡

現在､クリニックに定期的に通院しているという中村は｢自分が背負わなければならないこの重い責任は『脱退』という形で取るべきと以前より考えておりました｣とコメント｡

一方､昨年から5人で活動していた残りのメンバーも｢中村の意志を尊重する決断を致しました｣｡関係者によると､事件後これまで､中村からメンバーには連絡がなかったという｡

所属事務所のフリーウェイは｢中村耕一の薬物使用事件ではファンや関係各社の皆様､そして社会の皆様に大変ご迷惑をお掛けしました｡今後､それぞれが別々の道を歩むことになりますが､今後ともよろしくお願い申し上げます｣としている｡

｢私の取り柄は音楽しかありません｡いつかまたみなさまの前で歌うことができるのかは分かりませんが､将来その日が来たときにはどうぞよろしくお願い申し上げます｣とアーティストとしての復活には含みを持たせている中村｡

他の犯罪に比較しても再犯率が高いといわれる薬物犯罪｡完全に立ち直った中村の姿をステージで見るのはいつになるのだろうか｡(松野)