上海万博PR曲に盗作疑惑浮上!! 岡本真夜「そのままの君でいて」に激似!?
(04/17)

開幕まで2週間に迫った上海万博のテーマソングが、日本のシンガー・ソングライター、岡本真夜(おかもとまよ=36)が97年にリリースしたヒット曲「そのままの君でいて」の盗作ではないかとの疑惑が中国で浮上し、ネットで大騒ぎになっている。

問題のPRソング「2010は、待っている」は3月末の万博プレイベントに合わせて香港の俳優、ジャッキー・チェンら多くの有名人が歌うビデオとして公開されたもの。

中国では08年の北京五輪開会式で革命歌曲を歌った少女の「口パク」が発覚し、文化省はその後正式に「口パク」を禁止する規制を制定。

今月、四川省成都で行ったコンサートで、「口パク」理由に2人の若い女性歌手が1人当たり罰金5万元(約68万円)が科せられたばかりだ。

五輪に続く一大イベントでの疑惑浮上は国家のイメージを傷付けかねず、インターネット上では、万博ソングのイメージビデオと「そのままの君でいて」を歌う岡本の映像を並べたサイトも登場している。

中国国内のネットの掲示板では「99%同じで、間違いなく盗作だ。恥ずかしい」「これではメンツが台無しだ」といった非難する声や「中国伝統の盗作精神を発揮したことを称賛する」「岡本さんがドラえもんのタイムマシンに乗って2010年のメロディーを盗んだとの説もある」といった自嘲気味とも取れる記述も掲載されている。

PR曲を手掛けた作曲家は、地元紙に「昔の作風とは違うが、万博に向けて軽やかな感覚をみんなに伝えたかった」と、疑惑を否定するコメントを寄せている。

一方、岡本の所属事務所は、「事実確認中です。正式な事実がわかった時点で岡本真夜のコメントを発表します」としている。(松野)


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