長澤まさみ映画大ゴケ！数字の取れない女優の明日は！？

長澤まさみ主演で6月2日より公開された映画「そのときは彼によろしく」の観客動員がパッとしない。

「いま､会いにゆきます」の原作で知られる､市川拓司の恋愛小説を映画化。長澤まさみ､山田孝之､塚本高史という注目の若手人気俳優が共演している。

「世界の中心で､愛を叫ぶ」で映画賞を総ナメにした長澤としては､あの夢よもう一度の思いもあっただろう。

しかし､公開前の盛り上がりはイマイチ。蓋を開けてみれば案の定大コケペースの滑り出しとなってしまった。

同時期に公開された松本人志「大日本人」が毀誉褒貶はあるものの話題を集め､公開から二日間で16万人弱を動員､二億超の興行収入があったのに対し､上映館数で上回る「そのときは─」は同6万人半ば､興収も9千万弱と大きく水を開けられた。

以前､長澤がヒロイン役を務めて､これまた大コケした映画「ラフ」の興収5億円を下回るペースでは､関係者も頭が痛いことだろう。

数字が取れない女優との評価が定着してしまった長澤は､これからが正念場になるだろう。

放送中の月９ドラマNEWS・山下智久と共演中の「プロポーズ大作戦」こそ平均視聴率16％台とそこそこだが､昨年の主演ドラマ「セーラー服と機関銃」は平均13％台。タッキ－＆翼・滝沢秀明と共演したドラマ特番「ロミオとジュリエット」は11.4％と､ジャニーズとの共演とは思えない数字しか取れなかった。

「長澤にはまだ､ひとりで数字を取れるだけの力がないのです。

これまで､長澤は『健康的な妹キャラ』が売り物でした。しかし､長澤はもう20歳でいつまでも妹キャラでいくわけにもいきません。

かといって､隠れ巨乳を解禁してセクシー路線を突っ走れば従来のイメージを損ねることになる。

長澤がこのまま人気をキープできるかは､イメージが良いうちに演技力に磨きをかけられるかどうかにかかっています（映画関係者・日刊ゲンダイ）」

それは全くごもっともだろう。

U-22世代の女優として共にトップを張ってきた沢尻エリカと長澤は､先に沢尻のラジオ番組で初共演。沢尻会と長澤会のトップ会談で歴史的な和解？　を行ったばかり。

これは､あまりの悪評からイメージチェンジを狙う沢尻側の「オトナの事情」ともいわれている。

一方の長澤としても､背に腹は変えられなくなってきたとの見方もある。

沢尻の番組への出演を始め､コミックを特集するラジオ番組にゲスト出演するなど､プロモーションに必死なのだ。

来週放映のその番組には､当然？　のようにサブカルアイドルのしょこたん､こと中川翔子も出演。中川のナワバリを長澤が荒らしに来たような構図にもなっている。

そのコミックとは､当サイトでも既報の「デトロイト・メタル・シティ」

長澤が､デスメタルがテーマの鬼畜系ギャグマンガで､「レイプ」「顔射用女」といった言葉が飛び交うこの作品のファンであることを公言したことは､「週刊朝日」でも取り上げられた。

さて､ジリ貧の長澤は何処へ行こうとしているのだろうか。（淺川）