大荒れインテル!モリーニョ監督に3試合のベンチ入り禁止処分!!

イタリアサッカーリーグ協会は22日、イタリア･セリエAのインテル･ジョゼ・モリーニョ監督に対し、20日のサンプドリア戦で審判を侮辱する行為を行ったとして、3試合のベンチ入り禁止および4万ユーロ（約500万円）の罰金処分を科すことを発表した。

モリーニョ監督はサンプドリア戦の前半、DFワルテル・サムエルがが退場処分を受けた直後､イバン･コルドバが警告を受けた際に両手を交差させて手錠をかけられたジェスチャーを行った。その5分後、コルドバが2度目の警告により退場処分を受けると、同じようにジェスチャーを繰り返した。この行為が処分の対象となった｡

サッカーリーグ協会は今回の処分の理由として、モリーニョ監督が試合中だけでなくハーフタイム中にも審判団を侮辱する行為を行ったことを挙げている｡

また､モリーニョ監督以外にも、ハーフタイム中に相手選手を殴りつけようとしたMFエステバン・カンビアッソ、途中交代でピッチを後にした際に審判団に侮辱的な行為をとったMFサリー･ムンタリの2選手に、それぞれ2試合の出場停止処分を科したと発表。

シミュレーションを行ったFWサミュエル・エトーにも、1500ユーロ（約19万円）の罰金が命じられている。

審判のジャッジから発生した今回の事件｡立て続けに退場者を出されたら怒る気持ちもわかるが､度重なる侮辱行為は頂けない｡

監督の不在はインテルに影響を与えることは間違いなし｡この危機をどう乗り切るのだろうか?

(2010年2月23日)

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