川崎F･森が涙の反省

ナビスコ杯決勝の表彰式で選手が非常識な態度を取った問題で、川崎Fは5日、準優勝の賞金5000万円の返上を決定。

クラブとして、ガムをかむなど問題行動が目立ったMF森勇介を当面出場停止、武田社長ら幹部3人も3カ月減俸10％とする処分も発表した。

この日練習を再開したチームは約1時間のミーティングを行い、武田社長が涙を流しながら事態の重大さを説明。

選手で唯一処分を受けた森は

「迷惑をかけて申し訳ない。優勝にふさわしくないチームかもしれないけど、出場停止の間で成長してフェアプレーしたい。試合に出られなくてもチームの力になりたい」

と涙ぐみながらコメント。

練習後は主将のDF伊藤と選手会長のDF井川がJリーグを訪れ、鬼武チェアマンに謝罪。

伊藤は

「選手を代表して来ました。失った信頼を取り戻すために努力したい」

と話した。

8日のホーム千葉戦では選手、スタッフらがサポーターに直接謝罪する意向だ。

(2009年11月7日)

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