遠藤保仁､海外挑戦最後のチャンス!? ドイツ1部･ハノーバーが移籍金1億円用意か!?

巧みなボールキープと正確なパスで､"代表の心臓"とも呼ばれる日本代表MF遠藤保仁｡
先のアジア杯ではチーム最年長選手として若いチームを引っ張り､2大会ぶりのアジア制覇に大きく貢献した｡

そんな遠藤を欧州クラブのスカウト陣は高く評価｡
来季の新戦力として獲得を検討してクラブもあるという｡

スイスのスポーツサイト『442』は9日､ドイツ1部･ハノーバーが遠藤の獲得に興味を示していると報道｡
ハノーバーはリーグ優勝2回を誇る名門で､現在リーグ4位｡

同サイトでは遠藤を､
｢31歳という年齢にもかかわらず日本代表の中で最も良いパフォーマンスを見せている選手の1人｣(スポニチアネックスより)
と評価しており､ハノーバーは移籍金として100万ユーロ(約1億1300万円)用意していると報じている｡

W杯南アフリカ大会直後にも､イングランドのリバプール､イタリアのジェノアやブレシャが獲得に乗り出したといわれる遠藤｡
契約に至らなかったが､
｢そういう話があるのは光栄なこと｡オファーがあれば前向きにとらえたい｣(同)
と海外挑戦には強い意欲を見せていた｡

所属しているJ1ガンバ大阪は今冬､選手の移籍に関して寛容なクラブ｡
今冬はDF安田理大のオランダ移籍を容認している｡
もしも正式オファーとなった場合は､31歳という年齢が唯一のネックとなりそうだ｡

34歳で迎える2014年のW杯ブラジル大会にも､出場の意向を示している遠藤｡
大会直前の移籍はリスクが大きいだけに､移籍市場が開放される今夏が海外挑戦への最後のチャンスとなるかもしれない｡

(2011年2月10日)

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