サッカーU-21代表･金井貢史が無免許運転!! 代表辞退&公式戦出場停止を発表!!

横浜Fマリノスに所属するU-21日本代表DF金井貢史が､18日に無免許運転による道路交通法違反で神奈川県警横浜水上署の事情聴取を受けていたことがわかった｡

金井はロンドン五輪を目指すU-21日本代表の一員として11月の広州アジア大会に臨む予定だったが､これを辞退｡
またチーム側では､今季残り全ての公式戦出場と全体練習参加の停止､当分の間の自宅謹慎の処分を科した｡

横浜Mによると金井は昨年4月に人身事故を起こし同8月に運転免許を失効｡
しかしその後､約1年2か月間､無免許のまま車を運転し続け､18日夜､横浜市内の交通検問で道交法違反が発覚したという｡

横浜Mの親会社､日産自動車で執行役員を兼務したこともある嘉悦朗球団社長は会見の冒頭で深々と頭を下げ謝罪｡

｢悔しくてしょうがない｡私は自動車会社で30年間､人事などをやってきた｡絶対に許されないこと｡自動車会社のグループ企業として本当に恥ずかしい｣(スポーツ報知より)
と涙ながらに語り､金井については､
｢なんてバカなことをしたんだ｡罪を償って再生してほしい｣(産経ニュースより)
と語気を強めた｡

今後は再発防止施設を設置し､育成年代の教育の見直しも行っていくという｡

2002年に横浜F･マリノスジュニアユースに入団してからマリノス一筋の金井は､2008年にトップチームに昇格し現在プロ3年目｡
両サイド､ボランチ､センターバックなど複数のポジションをこなすユーティリティー選手として各年代の日本代表に選出され将来を嘱望されていた｡

金井はクラブを通じ､
｢自分の自覚の甘さを痛感しています｡生まれ変わったつもりで頑張り､同じ過ちは繰り返しません｣(スポーツ報知より)
とコメントを発表｡

今季ここまで､リーグ戦6試合に先発起用するなど金井に大きな期待をかけていた木村和司監督は､
｢ファン､サポーターを裏切るような行為､信頼を取り戻すには大変な力が必要｣(同)
と今後に奮起に期待した｡

W杯での躍進､強豪･アルゼンチン撃破など代表チームを中心にサッカー界が盛り上がりを見せている中での今回の事件｡
先日は大宮アルディージャの入場者数水増し事件も発覚しており､サッカー人気に水を差すことになりそうだ｡

(2010年10月22日)

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