石川遼のレッスン費用は5億円!? "遼クン効果"で大会存続の裏側!?

38歳の横田真一が13年ぶりの優勝を飾った『キヤノンオープン』｡

長引く不況の影響で来季の開催が危ぶまれていた同大会だが､キヤノン･御手洗冨士夫会長の一声で開催継続が決定｡
そのウラには､同大会で惜しくも2位に終わった石川遼の存在が大きく関係しているようだ｡

｢"遼クン効果"は本当に絶大ですね｡今大会はプロアマ戦の表彰式がいつになく盛り上がったんです｣(夕刊フジより)

こう語るツアー関係者によると､大会開幕前日の6日に行われたプロアマ大会の表彰式で御手洗会長が突然､
｢来年も引き続き､この大会を開催します!｣(同)
と宣言したという｡

来季の国内ツアーの試合を主催する場合､スポンサー企業は今年の7月末までに日本ゴルフツアー機構(JGTO)に申請しなければならないが､キヤノンはこれを保留｡
トーナメントの減少は､ツアーはじめゴルフ関係者には死活問題だけに､同会長の宣言に会場は割れんばかりの拍手で包まれたという｡

キヤノンオープンは､賞金総額1億5000万円(優勝3000万円)の高額トーナメント｡
中継テレビ局へのCM料や大会告知費､運営費などを入れると､開催には総額5億円の経費がかかるとされる｡
御手洗会長は来季以降の開催に消極的とみられていたが･･･

そんな御手洗会長を動かしたのが石川遼｡
プロアマ戦で同会長と回った石川は､
何度も笑顔で声をかけ､身ぶり手ぶりを使ってゴルフレッスンを行った｡

その効果もあってか､最終18番で6メートルの難しいバーディーパットを沈めた御手洗会長｡
すかさず石川は､
｢ナイスバーディー!!｣
と爽やかに声をかけていたという｡

ツアー関係者が､
｢御手洗会長は､すっかり遼クンのファンになった様子でしたね｣(同)
と振り返るように､石川の直接レッスンに御手洗会長はご満悦｡

これまで､選手会長･深堀圭一郎やJGTO関係者の大会継続への説得には応じなかった同会長も､石川のためならばと大会継続を決定したようだ｡

結果として､1回のレッスンで5億円を捻出させることに成功した石川｡
これに味を占め､JGTOが"接待ゴルフ"に石川を借り出すことが多くならなければいいが｡

(2010年10月12日)

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