「インセプション」で注目のちょいワル俳優トム・ハーディが若い頃の壮絶体験を告白

★「インセプション」で注目のちょいワル俳優トム・ハーディが若い頃の壮絶体験を告白(2010/08/09)

映画『インセプション』の大ヒットで注目度が上昇している俳優のトム・ハーディ。かつてドラッグとアルコールに苦しむ日々を送った彼がその壮絶な体験を語っている。

　トムは雑誌Men's Healthのインタビューで「とにかくパーティーに参加していたよ。とてもハイになって最後には恐怖心を感じるんだ」とコメント。最悪な状況にあった時代には気を失ってまったくわからない場所で目覚めることも頻繁にあったらしい。「ベッドには知らない誰かがいて自分がどうやってそこにやってきたのかもわからないんだ。最悪なことにこれが日常だったよ」とトムは当時を振り返っている。

　トムは期待の若手俳優としてデビューしたもののドラッグとアルコールに悩まされて失速。当然ながら彼の身体への負担も相当なものでトムいわく「身体が限界だって俺に言うんだ。俺は完全に壊れていたから肺炎やエイズにならなかったのは幸運としか言えない」とのこと。その後、依存症の問題を克服し、トムは俳優として復活を遂げている。

　トムは大ヒット作『マッド・マックス』の主役にも抜擢されるなど今後の活躍に期待が高まっている。