映画『ゴースト/ニューヨークの幻』のパトリック・スウェイジがすい臓がんのため死去

★映画『ゴースト/ニューヨークの幻』のパトリック・スウェイジがすい臓がんのため死去(2009/09/16)

映画『ゴースト/ニューヨークの幻』で知られる俳優のパトリック・スウェイジが14日、すい臓がんのため他界したことが明らかになった。57歳という若さだった。
　昨年1月にすい臓がんが発覚したスウェイジは3月に公表。闘病生活を続けながらドラマ『The Beast』に出演するなど元気な姿も見せていた。しかし今年になって抗がん治療を諦め、ニュー・メキシコに所有する別荘へ移ったが体調の悪化により再度入院。「せめて自宅に戻って自分のベッドで死にたい」という本人の願いを尊重し、残された時間を家族と共に自宅で過ごすことにしていた。代理人は14日の夜、スウェイジが家族に看取られて息を引き取ったことを明らかにした。
　1952年、テキサス州ヒューストンで生まれたスウェイジは幼い頃からダンスの訓練を受け、ニューヨークのバレエ団やブロードウェイの舞台で活躍。1990年に映画『ゴースト/ニューヨークの幻』でデミ・ムーアの相手役を演じ、人気を集めた。