ブリトニー・スピアーズ、予期せずヒップホップ界のミューズに？！

★ブリトニー・スピアーズ、予期せずヒップホップ界のミューズに？！(2009/02/17)

07年、スキンヘッドのブリトニー･スピアーズが、まさに鬼の形相でパパラッチの車を傘で猛攻撃した事件を覚えているだろうか。ブリトニーにとっては消したい過去に違いないだろうが、この事件を讃えている(？)人物がいる。ヒップホップ界のダーク･ホース、50セントだ。なんと彼はそんなブリトニーの“奇行”にインスパイアされ、ニュー・アルバム「Before I Self Destruct」を製作したという。OK!Magazineには「自我を世間に曝け出した彼女は、07年最も素晴らしいことをした人物だ」とコメントしている。自身も、12歳からドラッグディーラーとしてその名を馳せ、その因果か9発の銃弾を被弾する銃撃事件に巻き込まれるなど、まさに“ダーク”な歴史を持つ50セント。彼の詩の魅力の1つである“自身を曝け出す”という点で、何か惹かれるものがあったのだろうか。しかし、ブリトニーがこの事件を起こさなければ、ヒップホップ界に彼のアルバムが誕生しなかったのも事実で…これで、彼女は図らずとも彼と彼のファンにとってのミューズ(女神)となってしまったわけだ。