オバマ氏やブリトニーのアカウントがハッキングされる

★オバマ氏やブリトニーのアカウントがハッキングされる(2009/01/09)

今月5日、アメリカで人気のコミュニケーション・ツール「Twitter」のバラク・オバマ次期大統領、ブリトニー・スピアーズ、ニュースキャスターのリック・サンチェス等含む33人のアカウントが何者かによってハッキングされたことが明らかになった。
今回の事件に関して、運営側は「直ちにこれらのアカウントを閉鎖し、問題を調査中です。サポートチームがヘルプを提供するために使うツールに何者かが不法アクセスし、これらのアカウントを悪用したのです。現在はこのサポートツールをオフラインにし、安全が確認されない限りオンラインに戻すことはありません。」と公式声明を発表している。
このTwitterとはアメリカで流行しているツールで、状況をリアルタイムで報告し合えるというサービスである。もともと有名人も多数登録しており、大統領選当選後は更新していないもののかつてはあのバラク・オバマ氏も利用していたことで知られている。
また、今回のハッキング事件の前にもTwitterは先週末一般ユーザーをターゲットにしたフィッシング被害を受けたばかりであった。みんなが利用しているからと言っても完全な安全が確保されているとは言えないということだろう。