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ハイリスクの妊娠や出産を二度経験し、代理母による出産で3人目の赤ちゃんにも恵まれたキム・カーダシアン（37）。夫カニエ・ウェスト（41）もとても良き父だというが、夫妻は今後子ども達を安全に、そして立派に育てあげるべく「経済的に過度に甘やかして育てるつもりはない」という。

大変裕福な家庭に生まれ、成長してからはリアリティスターとして、またビジネスウーマンとして成功し莫大な資産を築いたキム・カーダシアン。夫カニエ・ウェストは人気ラッパーとあって今も超リッチでありながら、キムはアイデアを次々と商品化し、様々な化粧品や香水を発表し莫大な報酬を得ている。

それだけに3人の子ども達も贅沢な暮らしをしているのかと思いきや、キムやカニエは子どもに贅沢をさせすぎないよう気を付けているという。キムは『Wealthsimple』のエッセーに、こう綴っているのだ。

「子ども達に物を与えすぎないように心がけています。モノが欲しければ、稼がねばならないのですから。そういう話は絶えずしています。そして買い過ぎない、しっかりした人間にならなくてはと話すのです。」

そんなキムは過去にフランスで強盗団に襲われ、宝飾品などを奪われるという被害に遭った。銃まで向けられ死をも意識しただけに、モノに対する考え方に変化が生じたという。

「もうプレゼントは好きではありません。ああいうモノ（超高額な商品）は、今は欲しくないのです。多くのモノを買ったりもしない。前とは違うのです。」
「かつては1年間存分に働き、自分へのご褒美として誕生日に何か買っていたものです。車やイヤリングなど、ずっと欲しいと思っていたものを購入していました。」
「でも今は車を処分中です。昔は車が大好きだったのに…今も車は好きなのですが、前ほどではありません。」

ちなみにキムは裕福な家庭の娘ながら、多くの仕事を経験。若い頃は亡き父のオフィスや衣類を扱う店で働いていたそうだ。また両親は彼女を甘やかさず、高校を卒業する頃には暮らしていたマンションの家賃もキム本人が働いて得たお金で支払っていたのだ。しかし最近のアメリカはテロや銃乱射事件など凶悪事件も多いことから、自分の子ども達にも労働経験をさせるか否かは「カニエと相談しなくては」とのことだ。

「有名であることが有名な人物」とよく皮肉られるものの、商才もあり、堅実で、SNSを利用しての話題集め（＝宣伝）も非常にうまいキム。その点はやはり「元祖お嬢様セレブ」と呼ばれた元親友パリス・ヒルトンと似ており、同じく商才溢れるパリスはビジネスを成功させているほか、歌手、DJ、香水プロデュースなど多くの分野に進出している。

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