★トム・クルーズが告白 出演した映画で一番大変だった作品は?(2018/05/05)
『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』の主演俳優トム・クルーズが、このほど『CinemaCon』に参加。そこでこれまでの役者生活で一番撮影がキツイと感じたもの、共演者達に対する思いなどを上機嫌に語った。
メディアやファンに対して大変愛想がよく、共演者達や現場スタッフ達への気配りも欠かさないトム・クルーズ。そのトムがこのほどラスベガスにて開催された『CinemaCon』に登場し、レッドカーペットでは『E!News』の取材に応じて、以下の共演者らへの尊敬の念をこのように明かした。
■ヘンリー・カヴィル
「仕事にきちんとコミットしてくれる、しっかりとしたプロの役者だね。」
■アンジェラ・バセット
「アンジェラは、実にパワフルなアーティストだよ。」
■サイモン・ペッグ
「(腹筋が割れているから)シックスパック・ペッグルスって彼を呼ぶのが好きなんだ。すごいよ、8つに腹筋が割れそうな勢いさ。だから(シックスパックならぬ)エイトパック・ペッグルスって感じだね。」
また共演者選びについてはポリシーがあるらしく、こう述べている。
「僕は自分が尊敬する人達と仕事をするんだ。あと楽しくて、勤勉な人達がいい。だって『ミッション:インポッシブル』シリーズを撮るのは容易いことじゃない。他のどんな映画より大変なんだ。」
スタントシーンもほぼ自分でこなすため怪我をすることもあるが、怯むことなく仕事を続け仲間達と息の合った演技でファンを酔わせてきたトム。そんなトムも、すでに55歳。まったく老けた様子はないが、その秘訣については真っ白な歯を見せながら「分からないよ! なんでかな!」と照れ笑いしてみせた。
ちなみに怖いモノ知らずのトムの意気込みに、監督が不安を感じることも。トムの安全を気遣い「危険のない状態に整えてから撮影しよう」という案も出るが、「ダメダメ」「安全な状態でこんなシーンを撮ったら、迫真の演技が台無しになっちゃうから」とトム本人が拒否しリアルなシーンの撮影にこだわってきたという。60代、70代でもアクションスターとして活躍できるツワモノが多い昨今、トム・クルーズにもまだまだ現役のトップスターとしてハリウッド映画界を引っ張っていってもらいたい。
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