★ジェニファー・ハドソン、家族惨殺事件から7年。今も亡き母と会話する日々。(2015/11/23)

歌手・女優のジェニファー・ハドソン(34)は、2008年に母、兄、そして幼い甥まで殺害されるという悲劇を経験。あれから7年が経過するが、今でも「亡き母との会話は絶えない」という。

ジェニファー・ハドソンの母らが惨殺されたのは、2008年10月のこと。ジェニファーの母と兄は実家の中で射殺され、わずか7歳の甥も後に射殺体となって発見された。犯人はジェニファーの姉の配偶者だった人物で、その後の逮捕を経て終身刑が下されている。

その悲劇を経たジェニファーが『CBS News』のインタビューに応じ、こう語った。

「(亡き母とは心の中で)絶えず会話しているわ。兄ともよ。もし兄がここにいて私が泣いていれば、兄はこう言うはずよ。“ジェニー、もう(泣くのは)おやめ”ってね。」

ちなみにジェニファー本人も同事件の裁判に出席。人生で最も辛い出来事であったが、そんな彼女を救ったのは信仰心だったという。

「そう、覚えているわ。神が私のもとに来られたの。」
「私が“どうすればいいのでしょう?”とたずねると、神はこうおっしゃった。“あなたには立ち上がってほしい。そして前に進んでほしい”とね。」

「神に疑問を持つべきではない」と信じるジェニファーは、勇気を出して裁判所へ向かったという。

愛する人を一気に3人も喪ったジェニファーは、今も悲しみに襲われることがあるという。事件から7年。ジェニファーを含む遺族の心の傷は今も深い。

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