★マイケル・ジャクソン元医師の初公判、無罪主張の弁護側と検察側が激しく対立!!生前の音声テープが提出(2011/09/28)

2009年6月のマイケル・ジャクソン急逝をめぐり、過失致死罪の罪に問われている元専属医コンラッド・マーレイの初公判が27日(火)、ロサンゼルス地裁で行われました。

検察側は冒頭陳述で、被告が強力な鎮痛剤プロトフォルを投与したにも関わらず、その後の経過観察を怠ったことが死につながったと主張。さらに2009年5月10日、「This Is It」ツアーの直前に録音されたマイケルとコンラッドの通話記録を公開。そこには、マイケルが「ファンのみんなが、会場を後にする時『あんなショーは見たことがない。やっぱりマイケル・ジャクソンは世界最高のエンタテイナーだ』と言われるようにしたい」とうつろな声で話す様子が録音されています。これが録音されたのは死の6週間前で、被告がマイケルの健康状態を把握していながら、強力な鎮痛剤を与えたことは間違いだったと主張。

一方の弁護側は、被告は鎮痛剤の投与をやめさせるよう努力していたとした上で、死に至ったのは、被告が投与した鎮痛剤の他に、被告が知らない内に過度な鎮痛剤を自ら投与したためだと主張。その量は「目を閉じる時間がないほど」に過度だと言います。

初公判は弁護側と検察側の主張が激しく対立する形で終了。公判は平日に毎日行われ、双方から複数の証人が出廷予定。その中には、マイケルが死亡した時、ベッドルームにいた息子のプリンスの名前も上がっています。

最終的な判決は10月下旬から11月中旬に出されると見られています。

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