ドラマ｢ホワイトカラー｣のマシュー・ボマーがゲイであることを公表

★ドラマ｢ホワイトカラー｣のマシュー・ボマーがゲイであることを公表(2012/02/14)

ドラマ『ホワイト・カラー』で天才詐欺師ニール・キャフリーを演じるマシュー・ボマー（マット・ボマー）が同性愛者であることを公表。長年の噂に決着を付けることになった。

　ボマーは週末に行われたSteve Chase Humanitarian Awardsに出席。HIV/エイズ撲滅のための活動を評価された彼はNew Generation Arts and Activism Awardを受賞している。

　受賞スピーチで壇上に立ったボマーは「僕の美しい家族に本当に感謝しています。サイモン、キット、ウォーカー、そしてヘンリー」とコメント。「僕に無条件の愛を教えてくれた。いつだって僕の誇らしい家族です」と述べている。

　サイモンとは芸能事務所の副社長サイモン・ホールズのことで、ボマーとはパートナー関係にあると言われていた。キット、ウォーカー、ヘンリーはボマーの子どもとして発表されているが、血縁上のつながりはない。ウォーカーとヘンリーは代理出産で生まれたサイモンの子どもとして知られている。

　ボマーは以前のインタビューで「気にしていない」と自身のセクシュアリティについての質問を回避。しかし、今回の発言はサイモンとの家族関係を認めたことになり、事実上のカミングアウトとして報じられている。

　同性愛について米国では未だにセンシティブな問題として扱われている。しかし、ボマーの勇気ある公表は社会に良い影響を及ぼすに違いない。