FBIがレオナルド・ディカプリオ新作映画をマーク？セクシュアリティ表現に不快感！

★FBIがレオナルド・ディカプリオ新作映画をマーク？セクシュアリティ表現に不快感！(2011/10/11)

監督クリント・イーストウッド、主演レオナルド・ディカプリオのタッグで制作された映画『J・エドガー』。その内容のために同作がFBI（連邦捜査局）にチェックされていることが明らかになった。

　『J・エドガー』はFBIの初代長官エドガー・フーヴァーの生涯を描く物語。この作品で主演のディカプリオは念願のアカデミー賞を獲得する可能性もあると高く評価されている。

　FBIを苛立たせているのはフーヴァーのセクシュアリティに関する表現。彼は同性愛者であり、服装についても女装を好んでいたという噂が昔からある。映画ではこの点についても描かれ、撮影中からディカプリオと若手俳優アーミー・ハマーのキス・シーンは話題になっていた。

　FBIの次官は「次々と曖昧な噂やデタラメが生み出される。しかしこの件についての歴史的証拠は一切ありません」とコメント。フーヴァーを同性愛者として描くイーストウッド監督に不快感を示した。さらには監督を説得しようとしていたことさえもほのめかしている。

　また、フーヴァの財団の代表はイーストウッド監督に手紙で抗議。彼に関する噂がデタラメであることを訴えている。

　FBIに目を付けられてしまっている映画『J・エドガー』（日本公開は2012年1月28日）。一連の騒動が話題を呼んで、抗議している人々の思惑に反してヒットしてしまう可能性もあるかもしれない。