デスパレートな妻たち
【デスパレートな妻たちあらすじ】
美しい薄紫色の花が咲き誇るウィステリア通りを挟んだ一見平和な住宅街。ある日突然主婦メアリー・アリスが自殺した。仲の良かった4人に思い当たる節はない。シングルマザーのスーザン、完璧主婦のブリー、情事にのめり込むガブリエル、子育てに奔走するリネット。そんな4人に「あなたがやったことをバラしてやる」という脅迫メモが届いたことから、4人は自殺をめぐる事件に巻き込まれていくが、それに伴いそれぞれの素顔や家庭の事情が平和で優雅な住宅街に影を落とす…。「主婦。年を重ねた者たちの疑問じゃない?一体どのくらいご近所の家庭事情を知りたいと思っているかって。」というテーマから生まれたこのドラマ。2004年10月にアメリカで放送されるやいなや多くの女性の共感を呼んだ大ヒットが今、日本でも社会現象ともなりつつある。2004年度ゴールデングローブ賞、2005年エミー賞ともに数多くの部門にノミネート、うち複数の部門で栄冠に輝き、名実共に2004年新シリーズ・ドラマのNo.1である。昨年2005年秋には日本にも待望の上陸を果たし、「デスパ」という愛称と共に今徐々にその人気を高めている。たいていゴールデンタイムのドラマというと、「幸せにくらしました。めでたしめでたし。」がお決まりであるが、このヒットドラマはブラックユーモアな視点から郊外で優雅に暮らす主婦達の日常を描く。崖っぷちの状態にある女性の実情を暴く点で“SATC主婦版”との声も。彼女たちのファッションやリッチな感覚は言うまでもなく、それぞれが住んでいる豪邸、そしてかわいい子供たちの名演技など、主婦を主役にしたドラマならではの多くの見どころがある。気になる気になる気になる・・・けど、聞けない・見えないお隣さん事情。それを探っていく奥様たちの様子が実に滑稽で興味深く、アメリカと日本のご近所さん事情の比較もできて楽しめる。第1話がご近所の主婦の自殺から始まるという意外性にも惹きつけられる。ちなみに「デスパレート」とは、せっぱ詰まった、がけっぷちの、絶望的な、という意味。このドラマに主に登場する奥様たちの様子がまさにそれ。ミステリーサスペンスを軸にしてロマンスとコメディを描いた新感覚ドラマは今後も大注目!

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