東日本大震災後、家族ドラマが次々ヒット…「大人たちがドラマに帰ってきた」
(02/06)
昨年起こった東日本大震災の影響で、ドラマ視聴者にある「変化」が見られる…という考察が出てきている。

ここ数年ドラマ制作現場でも不況が続いており、ドラマを制作するにあたっても人気俳優を並べ、キャストのイメージありきで脚本を考えていくような風潮が続いていたという。
コラムニストのベリー萩野さんは、「バブルが崩壊してからは、ベストセラー小説や漫画のドラマ化など原作ものが増加。オリジナルのドラマを見つける方が難しかった」(女性セブン2012年2月16号)と語っている。

大きなヒットを狙うというよりも、ファンの視聴が見込めるキャストを並べて、確実に一定の視聴率が取れる「手堅さ」が重視されていたということだろう。

そんな中、東日本大震災をきっかけに視聴者の関心が「家庭」「家族」へと移っていったという。

4月から放送された「マルモのおきて」が予想外の高視聴率を獲得。40代の独身男が双子の子育てに奮闘する「家族」をテーマにしたストーリーが支持されたのだ。
そして次は「家政婦のミタ」。こちらもテーマは「家族」だった。

「だんだん大人たちがテレビドラマに帰ってきつつある」(山田美保子:同)と語る専門家も。
あの東日本大震災から1年となる今年は、どのようなドラマが注目されるだろうか。
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