龍馬伝あらすじ

龍馬伝

【龍馬伝あらすじ】

土佐藩（高知県）の郷士の家に生まれた坂本竜馬は、幼くして母を亡くした。
武術を教えてくれたのは姉･乙女だった。
土佐藩は封建的であり、龍馬たちは屈辱的な差別を受けていた。

龍馬は江戸に出た。そこで｢黒船来航｣という大事件を目の当たりにする。
桂小五郎とであった後土佐に戻った龍馬は父の死や岩崎弥太郎の投獄などを乗り越えながら成長する。
吉田東洋の暗殺があり、荒れる土佐藩。
龍馬は己の生きる道を切り開くため脱藩を結構することに。

江戸に向かった龍馬は｢勝海舟｣に出会い、夢を見つける。
『日本のための海軍をつくる』という夢を。
そして生涯の伴侶となるお龍に出会ったのもその頃だった。

やがて尊攘派が追放され竜馬たちは行き場を失う。
しかし、薩摩藩が救ってくれたのだった。

土佐では岡田以蔵の処刑や武市半平太の切腹があり、深い悲しみに暮れていた。
そんな中、龍馬は薩摩と長州を和解させるために奔走。
蒸気船と銃をグラバーから手に入れ長州に送り届けることに成功。
こうして薩長同盟が結ばれた。

龍馬は寺田屋に潜伏していたのだが、幕吏によって急襲される。
お龍のおかげで九死に一生を得た龍馬。
薩摩藩の船で鹿児島に逃れるのだった。

龍馬は戦場となっている下関に急行。
高杉晋作を援助する。
そして後藤象二郎と手を組み海援隊を結成。
後に初航海をするのだが、紀州藩の船と衝突してしまう。
日本初の海援隊と奇襲藩の間で海難裁判が始まるのだった。

土佐藩の勢力挽回をもくろむ山内容堂は、『大政奉還』という龍馬の奇策をもって京都に乗り込んでいく。
権力を守ろうとする徳川慶喜、討幕を目指す薩長、日本の利権を狙うイギリスとフランスのさまざまな思いが交錯し、緊張は高まっていくのであった。