カーネーション
[第14週]
日本は終戦を迎えた。01/04放送
糸子(尾野真千子)は戦時中に履いていたモンペを脱ぎ、アッパッパに着がえた。
そんなある日、糸子は木之元(甲本雅裕)に連れられて闇市に行く。闇市にはたくさんの物品が売られていた。その品物の豊富さに驚く糸子だった。
今年もだんじり祭りの日が来た。しかし「アメリカ軍を刺激しないように」と、祭りは中止になってしまう。
しかし糸子たちは、仲間と共にだんじりをひき出した。
そんなある日、サエ(黒谷友香)が糸子を訪ねてやってきた。久しぶりの再会を喜ぶ2人。サエは糸子に「男がだんじり曳かんならんように、おんなはお洒落せんならんねん」と、女性がお洒落をする必要性を力説した。
サエの言葉に糸子は洋服を作る。しかし、軍の払い下げの布地ではは、闇市に持ち込む肌着くらいしか縫えなかった。
そこで糸子は軍服用の布地で洋服を作ってみる。すると女性たちが大勢集まって売れた。
闇市で糸子は“パンパン”と呼ばれる派手な洋服を着た女性たちを見かける。
糸子は、八重子(田丸麻紀)から「実家に戻る」と言われる。戦時中、八重子たちは闇市でパーマをかけていた。糸子はそれを思い出し、八重子を説得してパーマ機を購入しに行くが…その途中の宿泊先でお金を盗まれてしまった。
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キャスト
小原糸子 / 尾野真千子(おのまちこ)生まれながらにおてんばで、ドレスを見て感動してからは呉服屋の娘でありながら洋裁屋を目指す。
「落ち込んでもすぐ浮上、思い立ったら即実行」の岸和田気風を持つ。
ひたむきさがときに暴走を生むことがあるが、周囲に愛されている。
小原優子 / 新山千春(にいやまちはる)
小原家の長女。幼い頃は祖父に可愛がられた。
容姿端麗・成績優秀なお嬢様気質だが、ライバル心むき出しの妹・直子からたびたび挑戦される。
それをまともに受けて立っているうちに逞しくなっていく。
小原直子 / 川崎亜沙美(かわさきあさみ)
小原家の次女。幼い頃からだんじりが大好きで、糸子そっくり。
姉・優子への対抗心が凄まじく、取っ組み合いになったら容赦なく攻める。
絵の才能は天才的。
小原聡子 / 村崎真彩(むらさきまあや)
小原家の三女。かしこい子になるようにと神戸の曾祖母・貞子が名付けた。
しょっちゅうぶつかり合う長女と次女を横目に、いつもマイペースで上機嫌。
北村達雄 / ほっしゃん。(ほっしゃん。)
泉州繊維商業組合の組合員で、ファッションビジネスで成り上がろうとする野心家。
糸子との関係は「奈津の男版」。
糸子以外の小原家の女性には人気で、千代からは息子のように可愛がられる。
吉田奈津 / 栗山千明(くりやまちあき)
糸子の同級生で、岸和田屈指の料理や「吉田屋」の一人娘。
未来の若女将は「べっぴんやないとあかんさかい」、毎日日傘で登下校している。
糸子に対しては「女としての値打ちがちゃう」と言うものの、内心その動向が気になっている。
幼い頃から川原の道ですれ違う、泰蔵兄ちゃんを慕っている。
小原千代 / 麻生祐未(あそうゆみ)
糸子の母。元は神戸の富豪・松坂家の令嬢だったが、花嫁衣裳を納めに来た善作と駆け落ちした。
四女をもうけて現在に至る。お嬢様気質で家事も家計のやりくりにもうとく、毎日善作にしかられっぱなし。
だが生来おっとりした性格のため、まったくこたえていない。
小原静子 / 柳生みゆ(やぎゅうみゆ)
小原家の次女。スケールの大きい姉と二人の幼い妹の間に挟まれやややりにくいポジション。
だが母譲りで、意外とのんきでマイペースなところがある。
成長するにつれて糸子をしっかりと支えていく。
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