【すごいぞ地方CM】関西では超S級のCM、関西保安協会…発音の仕方、わかりますよね?【Vol.2】

地元を離れて初めて気づく、そのすばらしさ。
地元から離れた都市で地元の人にあった時、地元の人とそのすばらしさやローカルネタで盛り上がることはよくある話である。
そしてローカルネタの定番と言えばローカルCM。

そんなわけで第二回の今回は関西では知らない人はいない「関西電気保安協会」のCMを紹介する。

ローカルCMと言っても読売テレビ、関西テレビ、朝日テレビ、毎日テレビと関東でいうフジ、日テレ、テレ朝、TBSで放映しているので、実際のところはかなりの視聴者に周知されている。


「関西電気保安協会」をリズムに乗せられれば、あなたはもう立派な関西人である!!
知らない方にリズムだけ紹介しておくと、「かんさい〜でんきほ〜あんきょ〜かい♪」といった感じである。
詳細はPCで関西電気保安協会のHP(http://www.ksdh.or.jp/enjoy/tvcm.html)までアクセスしてもらえたらと思う。
HPではCMの放映予定まで公開している(CMの放映予定を公開するのは極めて異例)。

さて、この「かんさい〜でんきほ〜あんきょ〜かい♪」でお馴染みのCMであるが、財団法人でありながらかなりゆる〜く作られていて、大変人気の高いCMである。
以下にその特徴を列挙する。
【関西電気保安協会の特徴】
・低予算で作られている
・出演者のメインは素人(おそらく財団法人の方)
・セリフを噛んでも許される
・なんとも言えないシュールさがある
・過去のCMは台本なしの一発勝負
・財団法人とは思えないほどゆるい

放映開始がいつからなのかはわからないが、とにかく20年以上前からあるCMで、今もなお新しいバージョンが放映されている。
そのユニークさが受け、数多のメディアに取り上げられ今や全国でも知っている人は多い。

そんなCMだが、いくつかある中で特に好きなバージョンを以下に列挙する。

【施錠篇】
電気室には動物が入るのできちんと施錠しましょうというもの。
保安員がその説明をしている最中背後か明らかに動物の域を超えた何者かが保安員を襲うというもの。
保安員は何事もないかのように説明を続けたり、時には「保安チョップ」や「保安キック」という技を出し抵抗するのが印象的なCM。

【タコ足配線篇】
タコ足配線を警告するCM。
関西の圧倒的なおばちゃんを前に完全追い詰められている保安員が印象的なCM。

【アパート篇】
アースの点検を保安員が訪問確認するというもの。
出てきた外国人にたじたじな保安員が印象的で思わず発した保安員の英語たまらないCM。
ちなみに保安員は「Where are you come from?(あなたはどこから来た)」とアースとはまったく関係のないことを聞いている。


このような面白いニュースをお堅い財団法人が放映しているのは、さすが関西といった感じである。
ちなみに関東電気保安協会のCMも存在するがやはり普通にお堅い感じで(これが通常なのかも知れないが)印象には残らない。

こんなCMを放映していることで事業仕分けの対象になると恐れたのか一時期CM放映を自粛していたが、ユーザーの多くの声援に応えて放映を開始した。
ネット上では

「関西電気保安協会だけは事業仕分けしないで」
と、懇願する声もあがっていた。


ここまで読んでいただいた方には「関西電気保安協会」のすばらしさが伝わったかと思うが、実際に彼らは関西の電気の保安を守る団体だということを忘れてはいけない。


最後に余談ではあるが関西電気保安協会のHPの当協会の「ご家庭のお客様」の横には「エンジョイ!関西電気保安協会」と記されていて、自分達のCMのポジションを理解していることに感激を覚えた。

関西電気保安協会[TOP]
CMコーナー[TOP]

サイトのご案内へ
無制限99円 取り放題[TOP]

JASRAC許諾番号
6834131007Y41011
Blau