auの気になる夏の新機種iida「LIGHT POOL」とは!?

Perfumeの新曲「575」でも話題になっているauのiidaシリーズ「LIGHT POOL」。

iidaはauの中でも、とりわけデザインを重視して発表されてきたシリーズだ。
auの初期の頃には通称「錦鯉(にしきごい)」などで知られるINFOBARシリーズがデザインケータイの分野を確立してきた。
この錦鯉ケータイの影響もあってか、auの支持層には今も根強くオリジナリティを追求した層がいるのは確かであろう。


そしてそんな支持層に応えるべく作られたのがこのiidaシリーズ。
実はそのiidaという名前はある単語の頭文字を取って名付けられているのをご存知だろうか。

i[innovation] ほんの小さなひらめきでも、毎日を一変させる進化のきっかけになる。
i[imagination] 作り手の想像力は、持つ人の想像力に負けていないか。
d[design] 人をしあわせにできるカタチだけが、いいデザインである。
a[art] いちばん身近なものにこそ、作品という概念を。

理解や納得よりも、直観的にいいと思う端末がiidaのコンセプトなのである。


そのiidaシリーズから待望の新端末がリリースされ、iidaシリーズはLIGHTPOOLも併せて全6種類となった。
以下、簡単にこれまでの端末を説明すると…

【G9】
コンセプト:長く持ちたくなる上質なデザインと質感
特徴:スライド式でボタン部分がギザギザになっている。フォルム的には欧米の携帯風な印象を受ける。

【misora】
コンセプト:機能をそぎ落とし、真に使いやすいデザインを
特徴:第一弾G9とは対照的にツルツルのボディが特徴的。丸く優しいカラーリングから女性的なイメージ。

【PLY】
コンセプト:「積み重なる色」で構成された斬新なデザイン。
特徴:PLY(プライ)とは積層するという意味で、文字通り側面が積み重なったようなデザインになっている。さりげなくその積み重なりに埋め込まれていて独特ながらもかっこいいデザインである。ただ側面にホコリが溜まりそうなのが難点。

【PRISMOID】
コンセプト:「未来的な未来」をテーマにした「カタチ」と「使いやすさ」の両立を追求しました。
特徴:平面と曲面をうまく併せて未来感を出している携帯。側面ののディスプレイは未来感の極み。ガンダムでいうハロやスターウォーズに出てくるR2D2にイメージは近い。

【lotta】
コンセプト:コンパクトでシンプル。素材感と新鮮なカラーで楽しさを表現しました。
特徴:デザインを手掛けたのはiidaの第一弾端末G9と同じく岩崎一郎氏。原色と黒を基調にした感じはG9とは全く別物。

【LIGHT POOL】
コンセプト:あふれ出す、光と音楽。携帯電話のある空間そのものもデザインしました。
特徴:表面の全面ディズプレイが音楽に合わせて光り方を変える神秘的なイメージ。光そのものも白に色を混ぜたような淡い色でmisoraと同じく女性向きな感じの携帯。


今回のLIGHTPOOL、気になるそのスペックはというとあまり芳しくないように思われる。
連続待受時間の約290時間は他端末に比べると半分程度でしかなく、従量約132gも重めの端末といった感じ。
ただ携帯に重量感を求める層にはぴったりではあるし、充電中などはあわせようによっては室内インテリアにもなる。
携帯の画素数も約808万画素とまず問題ないレベルなのでやはり女性向けの端末というイメージが強い。

そして何より直観的には欲しくなる端末であることは間違いない。
そういう意味ではコンセプト通り、期待通りの端末である。

気になる方は是非店頭に行って実機を確認してもらいたい。



今後ともauにはiidaシリーズで我々ユーザーの期待をはるかに凌駕するような端末を出し続けてもらいたい。

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