●成龍(ジャッキー・チェン):北京市で『新警察故事(邦題:ニュー・ポリス・ストーリー)』のプレミア上映 (2004/09/21)
ジャッキー・チェンは、今回の映画の中で「涙シーン」が多かったが、陳木勝(ベニー・チャン)監督は、「涙するシーンこそが、ジャッキー・チェンの演技力の見せ所だ」とコメント。一方ジャッキー・チェンは、「いつも監督に、自分は一度しか泣けない。何度も泣くと、演技に感情を込めることができない」と「一発撮り」を求めていたという。また「涙シーン」では、「最近亡くなったばかりの母親に本当に感謝している。涙シーンを撮影する時は、いつも母親のことを考えて、自然と涙が流れた」と語った。
ハリウッドから再び香港映画界に復帰したジャッキー・チェンだが、「国外での映画撮影は、本当にストレスがたまる。香港映画の方が自由がきくし、自分が撮りたいと思う映画が撮れる。実は、ハリウッドに進出したころは金が目的だった。でも、映画を撮りつづけるうちに知名度も徐々にアップ。今ではなんでも自分の思い通りになる」と語った。
記者会見上で、ジャッキー・チェンは、北京大学から同校芸術学院の特別講師として招かれた。任期は2005年まで。(編集担当:田村まどか)
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