ジャッキー主演『ベスト・キッド』、北京でプレミア開催

●ジャッキー主演『ベスト・キッド』、北京でプレミア開催(2010/06/23)

　6月16日、映画『ベスト・キッド（中国語タイトル：功夫夢）』のプレミア試写会が北京で行われ、主演の成龍（ジャッキー・チェン）とジェイデン・スミスが舞台に上がり、大喝采を浴びた。

　　人気ハリウッドスターのウィル・スミスの息子・ジェイデンは、まだ12歳ながらも中国で注目を集めている男優。映画の中で鍛えた体をあらわにし、ジャッキー自慢の拳法“酔拳”のポーズを真似してカンフー技を演じるなど、熱演が評価されている。

　　北京プレミアには息子の晴れ舞台を見るために、スミス一家が全員揃って来場。「中国に来る時は、食べ物やホテルの心配は無用。ジャッキーが毎日おいしい食事に誘ってくれて、歓迎してくれるから」とウィルが笑顔で語り、司会者のリクエストに応えてラップ曲を歌った。その後ろではマイケル・ジャクソン風のダンスを披露するジェイデンの姿もあり、場内は歓声に包まれ大盛り上がりとなった。

　　ジャッキー演じる中国人が、いじめにあっている男子にカンフーを教え、勇気を与える映画『ベスト・キッド』。6月11日に公開されたアメリカでは、興行収入1位を記録しヒット中。

　　プロデューサーを務めたウィルは、「ここまでヒットするとは予想外。中国を始め、世界中のたくさんの人に見てほしい」と謙遜気味にアピール。ジャッキーはジェイデンの才能を誉め、「4か月の撮影期間ですぐにカンフーをマスターした。女優デビューした娘のウィロウも素晴らしい。僕の息子は房祖名（ジェイシー・チャン）1人しかいないけれど、ジェイデンとウィロウ2人と交換したい！と、ウィルにお願いしたよ」と爆笑。「中国でのヒットも期待している」と語った。

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